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冊子デザインの料金を自動見積もりするエクセルファイル!

冊子デザインの料金を自動見積もりするエクセルファイル!
このページをご覧になっているということは、エディトリアルデザイン のデザイン料金について知りたいということだと思います。あくまで概算ですが当社の大体の見積もり感覚がわかるエクセルファイルを作りました。
早速以下のリンク先よりエクセルファイルをダウンロードして開いてみてください。

>>ページ数を入れるだけ。自動見積もりエクセルファイルはこちら

上の画像のような画面が出てくると思います。
赤の「A」の箇所にページ数を入れるだけです。
※表紙を含めたページ数を入れてください。表紙とカバーと別な場合はカバーを抜いたページ数で大丈夫です。
※チラシの場合は「2ページ」としてください。

冊子のタイプを3つに分けて自動的に概算をお見積もりいたします。

タイプA:文章中心の書籍デザインの見積もり
基本的に本文が中心の読み物の書籍、数ページに1点程度の写真が入ったりもします。

タイプB:雑誌・ムックよりの冊子デザインの見積もり
写真が多く、企画ごとや見開きごとなどにデザインの変化が必要な、賑やかなレイアウトなどのタイプです。

タイプC:カタログデザインの見積もり(商品スペックや商品別に注文版がなどなどがつくタイプ)
タイプBの延長ですが、商品スペックや、商品番号などが入るカタログなどは、文字が増える上に間違いが無いように取り扱いがより慎重になりますし、校正も多くでがちです。その分見積もりも高くなってしまいます。あまりページが多い場合、デザインのアンカーをうちではなくマンパワーのある会社に外注することもあります(のほうがミスが少なくなりますし)。

いかがですか。思ったより高めと思われたかもしれません。単純な冊子としてはこれくらいが上限の金額だと思っています。「見積もりください」と問い合わせがありましたらこのような金額をお見積もりします。
が、実際は、この見積もり通りの請求をすることもありますし、この半額くらいの見積もりを出すこともあります。(予想最低金額という名目で表示しました)
(クライアントが後ろに存在しない(つまり修正が少ない)、魅力的な内容、などなど重なりますと、最低金額より定価でお引き受けすることもあるかと思います。)
見積もりが下がる要因としては、値段が下がり安い順に
1:提出校正回数が少ない。3校以降は印刷所が修正するなど。
2:企画が非常にシンプル(複雑なページが少ない、概ね同一フォーマットでできるなど)
3:興味をそそられる、当社で力を入れてやる意義のある内容である
4:定期刊行物である
5:複数件の依頼である。
などなど。

このお見積もりより金額が上がる場合の注意点。画像のBを参照
1)アートディレクション料金
基本的にデザイン料金は文章や写真、イラスト、地図、などレイアウトに必要な材料一式をいただいてデザインするものです。「どんな写真を入れたら良いですか?」「イラストレーターはどんな人がいいですか?」などの相談が入ると、デザインからアートディレクションの領域に入ります。少しであればサービスの範囲でディレクションしますが、ある程度以上の素材作りからの参加はアートディレクション料金をいただきます。あと、「いい写真探してください」という依頼も最近よくありますが、これもアートディレクションとして別料金としています。かかる時間の延日数で計算します。
2)企画・編集・コピーライティング
当方デザイン事務所ですので、文章を作ることはほとんどしません。企画はアートディレクションと一緒になることはありますが、ページ構成を作ったり、文章を書いたり、などは、編集プロダクションなどに別注するので、別料金になります。
3)外部クリエイティブ(カメラマン、イラストレーター、など)
これらも、おおむね外注しますので別料金です。
4)地図・グラフ・説明図
これらはページデザインと別途見積もりいたします。イラストと同じようなものとお考えください。

このデザイン料金見積もりファイルを作った理由
おかげさまで、弊社へお見積もりのお問い合わせが多いのですが、どうも「高い」と断られることが多く、断られるのならまだ良いのですがせっかく見積もりをお送りしたのに返事がないなどザラです。理由の一つには、どうも、デザインを発注したい側と弊社受注する側に金額のギャップがある方が多い。もう一つは、基本的には損しないためにやや高めに見積もりしてしまうためギャップが生じる。からでしょうか?
メールで見積もりのお問い合わせが来る時って基本的に「20ページの冊子を作りたいんですけど見積もってもらえますか?」のようなざっくりとした問い合わせが多く、サイズは? 内容は? 大体の写真点数は? ひょっとして通販カタログ? いや、ただの文章を載せるだけの紀要でしたか。ええ?!文章もこちらが用意するのですか? 撮影が必要ですねそれは。 と後から後からわかることが多く、低めに見積もってしまうと後々トラブルになるので、高めに見積もってしまいます。特に情報が少ない案件のお見積もりでは。
ということもあり、見積もりでお断り(or無視)されてしまうことが多いので、まあ、隠すこともないだろうと。概算の見積もりを自動で出すエクセルファイルを作ったのでした。